七田の幼児教室、チャイルドアカデミーの体験に行った感想
妻が久々に友達と飲みに行ったとき、こんな事を言われたらしい。
- 5才なら九九くらいできて普通
- 足し算引き算あたりまえ
- 早期学習しなくてどうすんの!?
友達は七田に行っているという情報を仕入れてきて、体験を予約してきたらしい。
私のオススメは全然聞かないくせに、友達のオススメにはすぐ反応する。グギギギ・・・
それはさておき、七田の体験に行ってきた感想です。
ちなみに、我が家では現在、5才と2才の2人がキッズアカデミー(ベビーパーク)に行っています。
七田チャイルドアカデミーに行ってきた感想
妻は「どう?凄くなかった?」と言っていましたが、私は「何がすごかったん?」という感じでした。
- テンポがめっちゃ早い
- 先生も早口
- 子どもらが理解しているのかは怪しい
- 洗脳するかのようなリズムが苦手
印象に残っているのはこのくらいかな。
レッスンのテンポは早いし先生も早口、次から次へと内容が変わっていきます。
ただ、同学年の子たちが計算とかできてるのか?というとかなり怪しい。
子ども達は先生の顔色やらヒントなる言葉から連想する言葉を言ってるだけみたいな。
先生「12月は?」
子ども「・・・」
先生「し・・・」
こども「しわすーっ!」
その他、テンポが早いのですがリズムが一定なので、洗脳レッスンみたいな感がものすごい。これが私が一番拒否感を感じた部分。
先生「12月、しわす、しわす」
こども「しわす、しわす、しわす(最後は大人も一緒に)」
大人も一緒に言うのは、盛り上がるのだろうし、脳には残るんだろうけど、なんか嫌でした。
教室に合った本棚にも拒否感
生徒が寄付してくれたも並ぶという本棚があったのですが、ここにあった本もオカルトチックなものがチラホラ。オカルトというか「それって科学的に効果は証明されてないですよね?」というもの。本の詳細まで覚えていないですが、
- 水素水
- 酵素ドリンク
- 水を変えればすべての万病は治る
- ガンは放置すれば治る
みたい類のやつ。
ザーッとしか本棚を眺めていませんが「やべぇ・・・」と思ったのを覚えています。
レッスンの内容がいまいち合わなかった私にとって、この本棚のラインアップが決め手。
生徒にもらった本だから陳列してるのかもしれないけど、置いてる=肯定していると捉えます。貰い物を捨てるわけにもいかないのでしょうけど。
七田教室に対する子どもの感想
ちなみに、当事者である子どもの感想はこんなのでした。
父「今日のどうだった?楽しかった?」
子「たのしくなーい」
父「え?なんで?」
子「おともだちいないからー」
父「そうかー。また来たい?」
子「きたくなーい」
と。
子どもにとって重要なのは、お友達がいるかどうかでした。
参考にならんな!と思った反面、うちの子にはレッスンや教材の内容以前に、
環境が一番大事なのだということを再認識したのでした。
結論+私の教育方針~自己肯定感最重要視~
そんなわけで、七田教室には行かないことになりました。
そもそも私は早期学習自体にはさほどメリットを感じていません。幼児教育に関する書籍を読んでも、早期学習でIQが高くなったところで小2くらいで差がなくなるとありました。細かいことは
を読んでください。
そんなわけで、今の時点で足し算ができようが掛け算ができようが、そんなものは対して重要ではない。
最重要視しているのは、子どもの自己肯定感を育てること。足し算や掛け算が子どもの自己肯定感を育てるための材料になるのであれば良いですが、計算を先取りすることがメインなら要らないと思っています。
七田の体験で感じたのは自己肯定感云々よりも、計算ができるとかの結果を重視しているという印象。
うちの子(娘)はなんでもゆっくりなので、妻が周囲の子と比べて「なんでできないの?遅れてる!」となりそうな懸念がありました。そんなことになれば、自己肯定感でなく自己否定に繋がりかねません。そんなものは断固拒否。
※ベビーパークに通い始めたのは、初めての子育て・育児に疲弊する妻の相談相手として良いと思ったからです。教材がどうこう以上に、相談相手がいるな、と思ったので。
七田に対していまひとつな感想を持った私でしたが、妻は諦めきれないのか「幼児教室に2つ通うってどう?」なんて事も言っていました。子ども2人で今が月に35,000円くらいかかっています。それが2教室ということは、えっと、月に7,8万?ヒッ!!
幼児期の方が教育のコスパが高いことは、前述の本でも証明されていましたので、できるだけ投資したいとは思いますが、七田はなあ・・・という感じ。
少なくとも今回の七田の体験では、そこまでの価値は感じませんでした。またいつか妻から提案がありそうな気がしますので、また行ってきたらメモります。
それでは。